日常 Part2

修士をとるか、就職か

修士に行くか、就職してしまうか。

修士に行く場合、今の研究をあと二年続ける。 就職する場合、今のインターン先に就職する。二年もあれば、多分転職する。

理系なら誰しも少しは考えるだろう。本来院試前に考えることだ。 院試を受けたことは生物学のおさらいになったので全然後悔なんてしていない。

でもここにきて、自分がやりたいことってやっぱりdryで、wetはもういいんじゃないか、自分には向いてない上に今後のキャリアのことを考えると今の研究は役に立たないのではないか。 そう思ってきたのだ。

人生楽しい方にしか進んできていない。何不自由ない育て方をされてきているので(親には最大限の感謝をしている)、今の今まで好きなことを勉強し、好きに生きることができている。

今回の悩みもそのせいだ。欲が出ている。中途半端にwetの研究するくらいなら、いっそやめてしまった方がよいのではないのだろうか。とか。

何が問題か

wetの実験の何が嫌って、Technicalなミスのせいで数十時間かかる実験の結果が信頼できなくなることだ。

要は問題は2つ。

  • 自分はそんなしっかりしてない
  • 自分はそんな器用でない

そんなしっかりしてないというのは、実験においては大問題だ。 培養時間を、2-3時間くらい違くてもいいや。とか、思ってしまうのである。 そんな科学者存在してはいけない。

器用でないというのも、致命的だ。
単純に、ミスるからだ。 wetの実験って、全部自動化すべきだと思うんだ。Westerblottingとか。

そんなこと考えてしまう時点で向いてない気がする。

そもそもなぜ今の研究室(がっつりwet)に入ったかというと、

  • データ解析前の、データをとってくる段階を知る必要があると感じたため。
  • オートファジー、面白そう。

このくらいなのである。あまり未練はない。

なんにせよこのままではいけない。

相談しよう

ということで、相談した。相談とかするキャラじゃないケド。

友達は多いが信頼を置いている人は2,3人しかいない。
皆そんな感じだろう。
自分の場合、直属の上司に心から信頼を置いてしまっている。 次に元カノだ。今カノはいない。

ということでこの二人に聞いた。

上司A

いやAしかいないのだけど。

1年くらいの付き合いで、よくご飯に連れて行ってくれる。大好きな上司だ。

正直今のインターン先に行きたくなっているのはこの上司による影響が大きい。

強Pushしてくれる。ただこの人は博士課程までいき、ファーストの論文を3本持っている。

すごい。 それでこのキャリアで満足しているのはすごい。

社員全員、もっとビッグになれるのにと思う。

この方は、実際にベンチャーで勤めている立場として、とても親身に相談に乗ってくれた。 あくまで、社員としてでなく、一個人として。

修士をとることのメリット、デメリット。
20代後半までにどうなっていたいか。
スキルアップを重視した際どうすべきか。

元カノA

いやBもいるのだけど。

東大の建築学部でとても頭がよい。 論理的思考力がある。

相談というのは難しい。結局のところ自分の中では結論が出ているので、そういう場合は、その結論へ向かうよう後押しするのがよい。
あみだくじで決めてしまえばよい。
おいしいサンドイッチの作り方とは

相談とは。みたいな相談になってしまった。いちいち頭がよい。 なぜかおいしいサンドイッチの作り方に話が落ち着いた。

そのあとなんか恥ずかしくなってきたという連絡も来た。 相談乗るときにカッコつけなくていいから。

結論

これを書いている間に、まだ研究も頑張れるのではないかと思ってしまった。
大学の近くで2年契約のマンションに住んでしまっていることも考慮に入れなくては。

優柔不断な癖を直したいが、人生に関わってくる決断だし、もう少し悩もうと思う。卒論を書きながら。