2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧
SingleCellExperimentクラス single cell RNA (scRNA-seq) 解析のためのS4 Classesです。 様々なscRNA-seq解析のパッケージで採用されており、scRNA-seq解析に有用なデータを保持しながら解析を進めることができます。 Bioconductor Bioconductor - SingleCe…
多層ディスパッチ 多層ディスパッチとは、複数バージョンを持ち、そのバージョンが引数によって区別されるような関数のことを指すらしい。 Python2.4で実装されたmmモジュール内のmultithred関数を参考に、多層ディスパッチの実装について理解を試みた。 単…
なんかただのエンジニアみたいなブログになってきたため、たまには生物学的なお話を。 遺伝子突然変異とは 呼んで字の如く、遺伝子上の塩基配列が変化することを指す。 生物学をあまり知らない人からは、単に遺伝子変異と呼ばれやすいかもしれない。 核・ミ…
また関係のないことに手を伸ばしてしまう。。 japan.techrepublic.com 「C」言語のスピードと「Python」の使いやすさ、「Ruby」の動的型付け、「MatLab」の強力な数学的能力、「R」言語の優れた統計機能の融合を目指した 謳い文句がかっこいい。。 インスト…
CentOS7に TeX Live 2016 をインストール TeX Liveとは TeX Live は TeX のディストリビューションです. TeX の超巨大な集大成ともいえるもので,現在では国際的に最も普及している最新の TeX ディストリビューションです. TeX Live - TeX Wiki 超巨大な集…
お疲れ様です。9月です。寒いです。 本日はバイオインフォマティクスの基礎の基礎。 FASTQファイルについて見ていきましょう。 ショートリードを生成するシーケンサーだと、だいだい <~200 bpの塩基配列を取得できます。 大抵の場合、シーケンサから出力され…
アライメント。 要するに配列を比較し、並べる操作を指します。 遺伝子の発現量を測定したいときなど、遺伝子解析においてはアライメントを必要とする場面が多々登場します。 配列の類似度を表す基準は複数あり、その計算方法も複数あるため、いろんなアライ…
NCBI Entrez は、30以上もの生物学的な目的で作成されたデータベースに対する統合的なテキストベースの検索、情報抽出システムです。 BiopythonパッケージのBio.Entrezモジュールを使えば、このシステムをpythonから手軽に使えちゃいます。 ちなみに、Bio.En…
WindowでもLinuxのpsコマンドみたいにメモリを監視したい。 以下を参考にした。 takigawa401.hatenablog.com chkmmr.batというバッチファイルを作成する。 @echo off :label01 echo %date% %time% tasklist /fi "imagename eq python.exe" ping localhost -n…
ChIP-seqとは Chromatin Immuno Precipitaton の略。 抗原抗体反応を利用して、抗原タンパク質が結合しているクロマチン構造を免疫沈降させ、クロマチン内に含まれるDNAを濃縮する手法。 ヒストンや転写因子に対して、それらを認識する抗体を取ってくる。 ゲ…
以前、jupyter notebookでRのカーネルを使用する方法をご紹介した。 www.kimoton.com そこでは、R markdownのがイイヨ!みたいに終わらせた気がする。 しかし、Rmarkdownは確かにとっても便利な代物なのだが、毎回毎回全部のコードを実行しなければレポート…
以前紹介した(Seuratを駆使する会 ① - ばいばいバイオ) Seuratというsingle cell RNA-seq解析のパッケージの中に、JackStraw Plotというものがある。 single cell RNA-seq解析は、 細胞ごとに遺伝子発現パターンを見る。 その発現パターンでクラスタリング…
jupyter notebook で Rを使う。 IPython notebook から Jupyter notebookになった所以として、Python以外のカーネルに対応したからだという。 ただデフォルトではpythonしか使えないではないか。 ということで使えるようにしてみた。 Requirements Jupyter n…